ガンダム種運命-スペシャルエディション-『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション』― 語り:アスラン・ザラ ―『砕かれた世界』より引用― ~OP~ 園の、全ての木から取って食べなさい ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない 食べると必ず、死んでしまう だがやがて、共に創られた野の生き物のうちで 一番賢いヘビが、こう言ったと言う 『けして死ぬ事はない、それを食べると目が開け 神と同じく、善悪を知る者となる その事を、神はご存知なのだ』 そうして、始まりの人はその実を食べたのだと言う ~ED~ 何かが芽生え始めていた それが、良いものなのか、悪いものなのかは まだ、分からない だが、誰もが止まれない時の中にいるのなら それでも進まなければならないんだ おそらくは、それが、生きると言う事だから ―『2 それぞれの剣』より引用― ~放送予告~ 戦場で相対した少年と少女 平和への思いはヒトツ されど、たどる道筋が分かれたとき 思いと命が散っていく ~DVD予告~ 戦う理由 それは怒りか、正義か ―『3 運命(さだめ)の業火』より引用― ~放送予告~ 戦火に焼かれる人々 虐殺の宴に散った少女の思いと約束 傷つき倒れる友 眼前に連鎖する悲劇の中で、少年は運命を操る者の陰を踏む 再開の地に鬼気迫る時 今、新たな決意に戦士は立つ ~DVD予告~ 望んだ世界 それは、憎しみや悲しみのない世界 ~OP~ 悪夢の中にいるようだった なぜ、俺たちは戦ったのだろう、戦うのだろう 分かっているはずの事、知っているはずの友 だが少しずつ、少しずつ また何かがずれていく 出来る事、そしてすべき事 それすらも、霧の中に溶けていく様だった ―『完結編 自由の代償』より引用― ~放送予告~ 遺伝子と言う名の頚木 運命と言う名の理 抗える筈のない定めに、新たな秩序が示された時 人は何を思うのか 宇宙は再び戦場となり、未来の担い手を選び出す 正義と言う確約と、自由と言う希望 銃口の先に少年が得た未来とは ~DVD予告~ 変わっていける明日 それは、僕らが選んだ世界 コズミック・イラ74 少年達は新たな運命の扉を開ける ~OP~ 誰もが傷ついていた 何もかもが、コレが代価だと言うのだろうか 俺たちは、確かに望んだ 戦争のない世界 もう二度と、その悲劇を繰り返さない世界 だが、今示された道は 代わりに、得る物を全てを無くす 最後の選択に他ならない それでも望むのだろうか、人は 本当にもう、道はないのだろうか 捜したい否定の言葉は 戦火に煙ぶる空の中に、なおも遠のいていくようだった ~ED~ 人は、我々1人のように、善悪を知る者となった 今は手を伸ばして、命の木からも取って食べ 永遠に生きる者となる恐れがある そうして人は罰を受け 歓喜と言う楽園を追われたのだと言う だから人は手を伸ばすのだろうか 二度と戻れぬ、遠い過去に失った園を求めて だが、時は戻らない ならば俺は、向かう未来にこそ それはあると信じたい 命の木などなくとも、幸福に暮らせる園を いつか自分達の手で、作り出せる日の事を… |